【2025年最新】テントクリーニングのおすすめ業者6選｜丸洗い可能！サイズ別の料金相場も紹介

キャンプ後のテントは、泥汚れやニオイが気になることがあるでしょう。自宅で丸洗いするにもスペースが必要になったり落ちにくかったりと、なかなか大変な作業です。

そんな時は、プロのクリーニング業者に頼むのがおすすめ！カビや汚れ、ニオイもスッキリ解消してくれます。

大切なテントを長く使うためにも、定期的なクリーニングがおすすめです。

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執筆者

カジナビ編集部 竹内桃子

ホテル・航空業界での接客業を経験した後、人事サポートを経てカジナビ編集部の編集ライターに転身。宅配クリーニング17社・布団クリーニング6社・ハウスクリーニング10社以上を実際に体験し、使ってみないとわからないリアルなメリット・デメリット情報を利用者目線で発信中。

テントクリーニングは必要？プロに頼む3つのメリット

テントのクリーニングには費用がかかりますが、メリットがたくさんあるため多くの方が利用しています。ここではプロのクリーニング業者に依頼するメリットを3つのポイントに絞って紹介します。

自分でのクリーニングか、専門業者に頼むか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. 自宅で洗うよりきれいに仕上がる

クリーニング店は洗濯のプロです。確かな技術と専用の洗剤を使い、隅々まで丁寧にクリーニングしてくれます。素人では見過ごしてしまうような汚れも、見逃さずに取り除いてくれるでしょう。

自分でテントを洗うこともできますが、力強くこするとテントを傷つけてしまう恐れがあります。また、テントの素材によっては注意が必要です。

ポリエステルやナイロン素材のテントは、吸湿性が低く洗いやすい特性がありますが、コットン素材を含んだテントは、水を吸収しやすいため洗浄にひと手間かかります。

プロのクリーニング業者では、テントの素材に関係なく頑固な汚れにもしっかり対処してくれるのが大きなメリットです。

自宅では難しいアイロンがけなども行ってくれる業者も多いので、手間なく確実にテントをきれいにしたい方は、プロのクリーニング業者を利用してみてはいかがでしょうか。

2. 防カビなどの加工を施せる

自宅では難しい「撥水」「除菌」「抗菌」「消臭」などのサービスを、多くの業者が提供しています。市販の撥水スプレータイプを利用する方法もありますが、均一に塗布するのは難しく、時にはシミになったり施行中にゴミが付着することもあるでしょう。

プロのクリーニング業者に依頼すれば、ムラなく高い効果が期待できます。一気に防カビや撥水などの加工を施してくれるので、テントの耐久性や清潔さを維持するのに大変便利です。

3. 一時預かりサービスで保管してもらえる

クリーニング業者の中には、テントの一時預かりサービスを提供しています。例えば「テントクリーニング.com」の場合、脱酸素剤を使ったテントに優しい環境で、最大6ヶ月間預けることが可能です。

自宅でテントを保管する際は、一般的に物置小屋や押入れなどを利用されると思いますが、夏は湿気、冬は結露の影響でカビが発生することがあります。その点、専門業者の一時預かりサービスを利用すれば適切な環境でテントを保管でき、カビなどのリスクを軽減できるでしょう。

自宅での保管と比べても状態を良好に保ちやすいので、テントの保管に悩んでいる方におすすめです。

テントクリーニングのデメリットや注意点

テントクリーニングは「自分で洗うよりきれいになる」など多くのメリットがありますが、同時に「費用がかかる」「テントを発送する準備が必要」といったデメリットも考慮すべきです。

クリーニング業者を利用する際には、デメリットや注意点も確認しておきましょう！

それぞれ詳しく解説していきます。

費用が高い

テントクリーニングに出す際は、当然それなりの費用がかかります。3～4人用のテントであれば10,000円以上はかかることを想定しておきましょう。

クリーニング業者の料金表では「5,000円～」となっていても、メーカーやサイズ、テントタイプによって料金幅は大きく変わります。頼んでから「思っていたよりも高かった…」と後悔しないためにも、まずはテントサイズごとのおおよその料金相場を把握してから業者選びをするのがおすすめです。

次章ではテントサイズ別の料金相場を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

記事の後半で紹介する「テントのクリーニング業者おすすめ6選」では、おすすめ業者各社の基本料金からオプション料金、送料まで詳細に紹介していますので、ぜひ業者選びの参考にしてください。

テントを発送する手間がかかる

テントをクリーニング業者に送る際は、業者の規定に従って梱包や発送の準備が必要です。

特に水漏れが起こると、他の荷物やクリーニング業者、配達業者に影響を及ぼす可能性があるため、十分に注意しなければいけません。

雨のキャンプでテントが水を含んでいる場合は、ビニール袋で包んでから梱包しましょう。

ただ、多くの業者は汚れた状態や濡れたままの状態でも受け付けてくれるため、自分で洗う手間を省けるのは嬉しいですね。

テントクリーニングのサイズ別料金相場

ここでは、テントクリーニングにかかるおおよその料金相場を紹介します。

このあと紹介するおすすめテントクリーニング業者各社の料金表を基に、サイズ別の相場を算出しました。

テントのサイズ目安は、snowpeak（スノーピーク）や、Coleman（コールマン）といった大手アウトドア用品メーカーのドーム型テントを参考にしています。

※料金相場は、インナー・アウター合わせた合計額で算出しています

料金が幅広い理由は、対応範囲が業者によって異なるためです。

各社用意されているコースによって「はっ水」「抗菌・除菌」「防カビ」といった特殊加工が全て料金内に含まれている場合や、基本的な洗浄のみで安く依頼できる場合などがあります。

そらのした

例えば、テントクリーニング専門店の「そらのした」では、3つのコースから選択することができ、「乾燥・拭き掃除コース」であれば、インナー・アウターセットで6,050円で依頼できますが、デラックスコースであれば、最低でも15,728円かかりますが、はっ水・除菌・UVカット消臭・仕上げアイロンなどフルメンテナンスをしてもらえます。

テントクリーニングの料金相場は、「どこまでオプションをつけるか」によって大きく異なりますので、安さだけで見るのではなく、対応範囲もチェックしておきましょう。

テントクリーニングのオプション料金

テントのクリーニングにおける一般的なオプションサービスと料金相場を紹介します。

前章でもお伝えした通り、業者によってはフルケアコース・デラックスコースなどで全てのオプションが込み込みのプランも用意されているので、テントの状態や要望に応じてコースで一括で頼むか、オプションで個別に頼むかを検討しましょう。

特に、撥水加工は多くの業者が推奨しているサービスです。撥水加工が低下していると、結露や雨水の浸透が懸念されます。

またテント自体の乾きが遅く、カビが発生するリスクが高まるので、撥水加工サービスは重要なオプションの1つと言えるでしょう。

おすすめ業者各社のオプション料金については、詳しくは次に紹介するおすすめテントクリーニング業者の詳細をご覧ください。

テントクリーニングのおすすめ業者6選【料金・納期・保管で比較！】

ここからは、テントのクリーニングを安心して依頼できるおすすめの宅配クリーニング業者や専門店を紹介します。

各業者のオプション料金や納期などの詳細も紹介しているので、ぜひ比較してみてください。

クリーニング料金は各社サイズやメーカー、コースによって異なるため、最小サイズの最低料金を基準に安い順で紹介しています。

料金コースの詳細は、各社紹介箇所に詳しく掲載していますので、ぜひ参考にしてください。

業者名	画像	公式サイト	クリーニング料金	オプション	納期	保管サービス料金	保管期間
株式会社そらのした そらのした		公式サイト	4,325円～ 最安値	撥水加工・除菌・抗菌・ 消臭加工・耐久UVカットなど	通常：約3週間 乾燥・拭き清掃コース：3日～1週間	880円/月	1年 最長
株式会社大和屋 ヤマトヤクリーニング		公式サイト	4,460円～	撥水加工・除菌・抗菌・ 消臭加工・耐久UVカットなど	5～10営業日 最短	無料	10ヶ月
株式会社喜久屋 リアクア		公式サイト	5,280円～	撥水加工・防カビ加工・防ダニ・ 抗菌加工・ニオイブロック加工など	2~3週間	無料 7ヶ月目～880円/月	6ヶ月 ※7ヶ月目～は有料
株式会社ヨンマルサン テントクリーニング.com		公式サイト	5,500円～	撥水加工・UVカット加工・カビ防止加工・ 花粉防止加工・臭いベタつき軽減など	10日前後 ※急ぎの場合、工場到着から5日で出荷	クリーニング代の30%	6ヶ月
canvasテントクリーニング研究所		公式サイト	5,800円～	超撥水加工・除菌・抗菌・ 専用機での手洗い（低圧・低速洗浄）など	記載なし	5,500円	6ヶ月
株式会社ニック ニック		公式サイト	16,000円 オプション加工含む	撥水加工・UVカット加工・汗スッキリ洗い・ 花粉・細菌除去など（サービス料金に含む）	約1ヶ月	対象外	－

※料金はすべて税込価格です。※料金は、ブランド大きさによって異なります。
※納期は、地域や時期、オプション内容などによって異なることがあります。

気になる業者をぜひチェックしてみてください。

要望に応じて3つの洗浄コースから選択可能「そらのした」

そらのした

そらのしたでは「乾燥・拭き掃除」「エコノミー」「デラックス」の3つのコースから選択できます。「費用を抑えたい」「重点的に汚れを落としたい」など、目的に応じてコースが選べる点が嬉しいポイントです。

大型洗濯機を使用し、業務用ならではの高い洗浄力でテント全体の頑固な汚れを徹底的に落としていきます。

さらにクリーニングだけでなく、テントの修理・リペア・カスタマイズも相談可能です。破損部分の修理や窓の取付なども受け付けているので、ぜひチェックしてみてください！

保管サービスが最長10ヶ月間無料「ヤマトヤクリーニング」

ヤマトヤクリーニング

ヤマトヤクリーニングは、創業60年以上の老舗業者です。クリーニング実績累計は、3,600万枚以上を誇っています。

テントクリーニングを利用したあとは、最長10ヶ月間無料の保管サービスが利用可能です。保管のみの対応はありませんが、クリーニングに出せば次のシーズンまで預かってもらえます。

また、乾燥のみのサービスも提供しており、予算を抑えたい方や乾燥のみを希望する方にもおすすめです。

LLサイズ以上にも対応「リアクア」

リアクア

リアクアでは、テントやタープ、フライシートなどのさまざまなキャンプ用品クリーニングに対応しています。2畳のSサイズから16畳のLLサイズ以上のものまで対応する幅広いサイズ展開が特徴です。

撥水加工や特殊シミ抜きなどのオプションサービスも豊富に提供しています。また、生地を傷めないようにする配慮から乾燥機を使わずに全て自然乾燥を行っており、その丁寧なクリーニングが魅力といえるでしょう。

クリーニング後には、6ヶ月間の無料保管サービスも受け付けている点もポイントです。

キャンパーの信頼と実績が豊富「テントクリーニング.com」

テントクリーニング.com

テントクリーニング.comは、テントはもちろん、タープ（屋根として使用する大きい布）やシュラフ（寝袋）など、幅広いキャンプ用品のクリーニングを行なっています。既に5万人のキャンパーが利用しており、100メーカー以上の施工実績がある信頼できる人気の業者です。

また、キャンプ場から汚れたままのテントをダイレクトに発送できるので、車に積んで帰る手間を省けます。オプションも豊富で、撥水加工・黒カビ落とし・サビ落としなど幅広いサービスを提供しているので、ぜひ活用してみてください。

職人の丁寧な手仕上げ「テントクリーニング研究所」

テントクリーニング研究所

テントクリーニング研究所では、職人が一点ずつ丁寧にクリーニングと手作業での仕上げを行います。また、汚れたままのテントをそのまま宅急便で送れるのは嬉しいポイントです。

低速回転するテント専用の大型洗濯機を所有しており、大きなサイズのテントでも徹底的にきれいに洗浄できます。自宅で洗うには難しい大きなテントをお持ちの方に、おすすめの業者です。

さらに撥水加工後の熱処理にもこだわっており、管理された専用の乾燥室で丁寧に自然乾燥しています。

往復送料無料＆布のお手入れに精通「ニック」

ニック

ニックは、布のお手入れに精通したクリーニング店が手がけるテント宅配クリーニング業者です。創業74年の歴史があり、経験豊かなクリーニング業者に依頼したい方におすすめ！

ニックは、料金が明確で依頼しやすいのが魅力でもあります。往復送料が無料で、全サービスに撥水加工とUVカット加工が含まれている設定になっているのでとても分かりやすいです。

また、シェラフ（寝袋）のクリーニングもしているので、まとめて依頼することもできます。

理想のテントクリーニング頻度は「1年～2年に1回」

テントのクリーニングは、オフシーズンのタイミングで、1年に1回または2年に1回のスパンが理想的です。

汚れたまま保管するとカビやニオイ、変色などの原因になることがあります。長く愛用するためにも、適切な頻度でクリーニングを行うことがおすすめです。

実際に、テントクリーニング.comの調査結果によると、2年に1度や1年に1度出される方が最も多いという結果も出ています。

テントの使用頻度が少ない場合は、テントクリーニング専門店の「そらのした」では、乾燥・拭き掃除のみといった簡易クリーニングを提供しています。

通常のクリーニングより安価で依頼できますので、比較的新しいテントや、あまり費用をかけたくないという方は、ぜひチェックしてみてください。

テントクリーニングに関するよくあるQ&A

最後に、テントのクリーニングについてよくある質問を紹介します。

まとめ

雨風や泥汚れが付着したテントを自分で洗って乾燥させるのは、手間も労力もかかり大変な作業です。

長く大切に使っているテントは、定期的にクリーニングに出してきれいにメンテンナンスしてもらいましょう。

業者に依頼するメリット・デメリットは以下の通りです。

特に、撥水加工や防カビ加工などの特殊な加工は、自分で行うには難しく、長くテントを愛用していきたい方におすすめのサービスです。

可能であれば1年～2年に1回クリーニングに出し、気持ちのいい状態にしておきましょう！業者によっては一時預かりサービスも提供しているので、保管にお困りの方はぜひ活用してみてください。

また、キャンプやスキーで汚れた洋服やウェアも、クリーニング業者を利用することできれいになります！おすすめの宅配クリーニングをまとめているので、ぜひ参考にしてください。

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