スキーウェアはクリーニングに出すのがおすすめ！料金相場からおすすめの専門業者を紹介

シーズン中着ていたスキーウェア、クリーニングに出すべきか悩みますよね。

「スキーウェアはクリーニングに出した方がいいの？」
「クリーニング代金はどれくらいかかるの？」
「スキーウェアクリーニングにおすすめの業者はどこ？」

スキーウェアクリーニングについてこのような疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。

この記事では、スキーウェアをクリーニングに出すべき理由、料金相場、頻度についてわかりやすく解説します。

また、スキーウェアのクリーニング料金が明記されている宅配クリーニング全12社の中から相場より安く頼めるおすすめクリーニング業者8社も紹介していますので、スキーウェアのクリーニングに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

スキーウェアクリーニングの料金相場

スキーウェアの料金相場を大手、人気クリーニング業者の料金を参考に店舗・宅配・スキーウェア専門コースを設けている業者に分けて紹介します。

それぞれの平均額はこちらです。

店舗と宅配で特段大きな料金相場の差はありませんでしたが、スキーウェア専用のコースを設けている業者の料金は、少し割高な平均額となりました。

専門コースを設けているということは、スキーウェアの素材に見合ったクリーニングや撥水加工をしてくれるため、実績もあり技術面でも安心して依頼することができるため、安さより質を重視する人には専門業者がおすすめです。

各クリーニング業者の料金詳細については、このあと紹介する「店舗」「宅配」「専門コース」それぞれのおすすめ業者比較表をチェックしてください。

＞＞店舗のおすすめ業者料金を見る
＞＞宅配のおすすめ業者料金を見る
＞＞専門コースのおすすめ業者料金を見る

【店舗持ち込み】スキーウェアクリーニング業者2選

今回調査した業者の中で料金表示がホームページ上にあったホワイト急便と、白洋舎を紹介します。

商品名	画像	公式サイト	上下料金	ジャケットのみ	ズボンのみ	つなぎ	納期	保管期間	撥水加工	店舗所在地
株式会社日本さわやかグループ ホワイト急便		公式サイト	2,642円	1,247円	1,395円	1,800円	要問合せ	宅配 9ヶ月	660円	全国5,000店舗
株式会社白洋舎 白洋舎		公式サイト	4,950円	―	―	―	要問合せ	対象外	2,475円	北海道・宮城・埼玉・千葉・東京・神奈川・静岡・ 岐阜・三重・愛知・大阪・京都・兵庫・ 滋賀・奈良・広島・愛媛・福岡

それぞれ詳しく紹介します。

日本全国に5,000店舗の「ホワイト急便」

ホワイト急便

ホワイト急便は、全国に5,000店舗も展開している大手のクリーニング業者です。地域最安値を目指しているので、地域によってクリーニングの値段が異なります。

スキーウェアクリーニング料金は、ホワイト急便ヨコハマ、ホワイト急便ペリカン（札幌）、ホワイト急便ペリカン（富山）の料金を平均したものを紹介しています。

地域によって最安値になる可能性があるので、利用前にお住まいの地域のホワイト急便で確認してみてください。

クリーニング業界最大手の「白洋舎」

白洋舎

白洋舎は、1906年に創業している老舗の大手クリーニング業者です。

他の業者よりも価格は高めですが、クリーニング業界で最大手なので、信頼の大手に依頼したい方におすすめです。

クリーニングの品質は高く、公式アプリからお得なクーポン情報もチェックできるので、自宅近くに白洋舎がある方はぜひアプリダウンロードしてみてください。

白洋舎は、店舗展開の他に宅配サービスも行っています。白洋舎の宅配サービス「らくらく宅配便」が気になる方は、こちらのサイトもチェックしてみてください。

【宅配】安いスキーウェアクリーニング業者8選

ここでは、相場よりも安く依頼できる宅配クリーニング業者を紹介します。業者の選定基準は、以下の通りです。

商品名	画像	公式サイト	スキーウェア （上下）	スキーウェア （上）	スキーウェア （下）	パック 料金	送料	最短 納期	保管 期間	撥水 加工	集配・ 配達エリア
株式会社フランス屋本部 フランス屋		公式サイト	1,566円～ 2,994円 最安	783円～ 1,497円 最安	783円～ 1,497円 最安	5点：7,348円 10点：9,548円 15点：11,748円	無料	5営業日	最大 11ヶ月	550円	全国
株式会社シルキードライ クリーニングモンスター		公式サイト	1,760円～ 3,264円	880円～ 1,632円	880円～ 1,632円	6点：9,790円 12点：13,200円 25点：22,000円	無料	4営業日	なし	616円～ 642円	全国
株式会社ヨシハラシステムズ せんたく便		公式#サイト	2,040円～ 3,070円	1,020円～ 1,535円	1,020円～ 1,535円	5点：7,678円 10点：10,208円	無料	5営業日	最大 11ヶ月	440円	全国
株式会社ユーゴー クリーニング専科		公式サイト	2,180円～ 2,600円	1,090円～ 1,300円	1,090円～ 1,300円	10点：13,200円 15点：19,800円	無料	保管込みの サービスのみ 提供	最大 6ヶ月	600円	全国
株式会社コシバ クリーニングパンダ		公式サイト	2,310円～ 6,600円	1,155円～ 3,300円	1,155円～ 3,300円	3点：9,900円 10点：14,850円 20点：23,100円	無料	7日間	最大 15ヶ月	660円～ 880円	全国
株式会社東田ドライ リナビス		公式サイト	2,350円～ 3,924円	1,175円～ 1,962円	1,175円～ 1,962円	5点：9,810円 10点：14,900円 20点：23,500円	無料	5営業日	最大 12ヶ月	1,078円	全国
アクティア株式会社 カジタク		公式サイト	2.364円～ 2,640円	1,182円～ 1,320円	1,182円～ 1,320円	5点：6,600円～ 8点：9,460円～	無料	2日 最短	最大 9ヶ月	なし	全国
株式会社新神戸ランドリーリコーべ		公式サイト	2,720円 ～4,940円	1,360円～ 2,470円	1,360円～ 2,470円	5点：12,350円 10点：15,500円 15点：20,400円	無料	6営業日	最大 12ヶ月	550円	全国

それぞれ詳しく解説します。

5つ星ホテル品質のクリーニング店「フランス屋」

フランス屋

フランス屋は、創業50年の実績があり、大阪を中心に150店舗以上の実店舗を持つクリーニング業者です。ザ・リッツカールトン大阪やヒルトン大阪などの5つ星ホテルのゲストクリーニングや、ランドリールームの運営も行っています。

自宅にいながら5つ星ホテルと同じクリーニング品質を利用できるのが魅力です。さらに、パック料金は今回調べた中でも最安値であり、コストパフォーマンスにも優れています。

初回限定の500円OFFクーポンや、リピート割で2回目以降はパック料金が300円OFFになるキャンペーンも行っているので、お得に利用できるでしょう。

また、保管つきのサービスもありますが、保管なしよりも費用がかかります。パック料金は依頼すればするほどスキーウェアクリーニング代金が安くなるので、冬物も一緒に依頼したい人におすすめです。

創業65年の実績で低価格の「クリーニングモンスター」

クリーニングモンスター

クリーニングモンスターは、創業65年の実績があり、品質に優れています。最大で25点のパック料金が設定されており、複数枚を頼めば1点の料金は安くなるので、スキーウェア以外にもクリーニングに出したい方にぴったりです。

ただし、スキーウェアは最短納期の4営業日では困難なため、急いで仕上げてほしい方は納期を確認しておきましょう。スキーウェアを複数枚安く依頼したいという人におすすめです。

継続での利用がお得な「せんたく便」

せんたく便

せんたく便は、創業64年の実績がある宅配クリーニング業者であり、シミ抜きの技術に優れています。パック料金は一律で、スキーウェアも安く依頼できます。

また、最速パックと保管パックの2つは、子ども服（140cm以下）2枚で1枚カウントにしてくれるので、子ども服を依頼したい方はお得に利用できるでしょう。

保管は最大11ヶ月の預かりサービスを行っていますが、有料です。リピート価格があるので、継続して依頼したい人におすすめです。

無料で最大6ヶ月の保管つきの「クリーニング専科」

クリーニング専科

クリーニング専科は、茨城県、千葉県を中心に店舗があるクリーニング業者です。店舗と同じクリーニング工場でクリーニングしてくるので、同じクオリティで依頼できます。

クリーニング後は、最大6ヶ月間無料で保管してくるため、オフシーズンのスキーウェアの保管場所に困っている方にぴったりの業者です。

さらに、梱包は専用のパック指定がないので、依頼すれば自宅にある袋で手軽に送れます。無料でスキーウェアを保管してほしい方におすすめです。

年間500万着の実績、最大15ヶ月間保管無料の「クリーニングパンダ」

クリーニングパンダ

クリーニングパンダは、広島県呉市を本社とする株式会社コシバが運営しており、広島県・島根県・岡山県で、180店舗展開している業者です。創業66年、年間500万着の実績があります。

しみ抜きを得意としており、国家資格取得者が多数在籍しているので、他者で断られた商品もクリーニングできる場合もあります。

また、複数パックでお得に利用できて最大15ヶ月間無料で保管してくるため、オフシーズンにスキーウェアの保管場所に困っている方におすすめです。

さらに、子ども服（120cm以下）2着で1点扱いになるので、子ども服をクリーニングに出したい方もお得に利用できるでしょう。

創業60年の老舗クリーニング業者「リナビス」

リナビス

リナビスには、柔軟、抗菌、シワ・毛玉・静電気防止の5つの加工が標準でついています。また、最大12ヶ月間保管してくれるサービスが標準仕様であり、スキーウェアをオフシーズンに保管してほしい方におすすめです。

ただ、集荷キットが届いてから集荷してもらい、クリーニング後の到着までは最短6日間かかります。そのため、集荷後すぐに届けてほしい人にはおすすめできません。

保管つきサービスで、熟練のクリーニングを利用したい方にぴったりの業者です。

最短2日でクリーニング可能な「カジタク」

カジタク

カジタクの宅配クリーニングは創業15年と短いですが、大手のイオングループが運営しており、128万件の実績があります。

クリーニングは最短2日で仕上げしてくれるので、すぐに届けてほしい人におすすめです。

保管つきのパックは、保管なしよりも価格は高くなりますが、最大9ヶ月間スキーウェアを保管できます。

安心の大手が運営する業者を利用したい方にぴったりです。

カジナビ限定5%OFFクーポンコード：kajinavi5

最大12ヶ月保管無料の「リコーべ」

リコーべ

リコーべは創業72年の老舗のクリーニング業者で、スタッフには熟練した技術があります。そのため、スキーウェアも安心して依頼できます。ただし、スタッフは15人と少ないため、他者と比べて納期がかかる場合もあるでしょう。

無料で保管サービスが最大12ヶ月間ついているので、オフシーズンのスキーウェアの収納にも困りません。また、子ども服は3枚で1点分のカウントになるので、子ども服をクリーニングしたい方にもおすすめです。

初回にお得に利用できるクーポンがあるので、リコーべの技術を確かめたい人はお試ししてみてください。

【専門コースあり】スキーウェアクリーニング業者4選

次にスキーウェアの専門コースがある宅配クリーニング業者を4社紹介します。

料金は少し割高ですが、撥水加工が無料でついているなど、通常の衣類クリーニング業者よりも実績も豊富で技術面も安心なので、大切なウェアをメンテナンスしてほしい人には特におすすめです。

商品名	画像	公式サイト	上下料金	ジャケットのみ	ズボンのみ	つなぎ	最短納期	保管	撥水加工	往復送料	配送エリア
クリーニング403 ネットで洗濯.com		公式サイト	4,070円 最安	2,090円 最安	1,980円 最安	3,850円	工場到着後 17日後	最大6ヶ月 +770円/着	715～ 1,320円	2,200円 16,500円以上で無料	全国
クリーニング工房ホワイト クリーニング工房ホワイト		公式サイト	4,400円	2,750円	2,200円	―	不明	なし	無料	1,320～1,760円	全国 （沖縄、離島を除く）
株式会社光栄舎 クリコム		公式サイト	6,600円	3,300円	3,300円	5,500円	5営業日	なし	無料	1,100円～2,200円 4,400円以上で無料	全国
有限会社 頓原ランドリー 洗匠屋		公式サイト	6,600円	3,300円～	3,300円～	6,600円	3週間	なし	無料	1,045～2,090円 8,800円以上で無料	全国

職人が特殊クリーニングをしてくれる「ネットで洗濯.com」

ネットで洗濯.com

ネットで洗濯.comは、山梨県のクリーニング店「403」が運営しており、国家資格クリーニング師である12人の職人が質の高いクリーニングをしてくれます。

スキーウェアのクリーニングも職人による特殊クリーニングで、素材や劣化状態に合わせた繊細なクリーニングをしてくれます。年間13,000点以上の実績を誇るため、安心して依頼可能です。

また、オプションのアウトドア専用撥水加工「匠撥水」はJIS規格の最高等級の5等級であり、流水テストにて一般の撥水加工よりも10倍の耐久性を有しています。

スキーウェアによく使われているGORE-TEX（ゴアテックス）素材は汚れと共に撥水性機能も低下するため、定期的なクリーニングと撥水加工をつけることでより長期的に撥水性を保てるでしょう。

生地に最適な方法で少量洗浄してくれる「クリーニング工房ホワイト」

クリーニング工房ホワイト

クリーニング工房ホワイトは、群馬県にあるクリーニング業者です。特殊品のクリーニングを得意としており、スキーウェアのクリーニング歴も19年あるため、安心して依頼できます。

生地に最適な方法で少量洗いをしてくれるため、生地を傷つけず、汚れもしっかりと落としてくれます。

さらに、クリーニング工程内で、撥水加工を無料で行ってくれるのもうれしいポイントです。また、子どもサイズは1,650円～3,300円で利用できるので、価格を抑えられます。

ただ、原則6～7年以上経過してウェアは受け付けていない点には注意しましょう。

単独洗いで汚れをすっきり落としてくれる「クリコム」

クリコム

クリコムは創業45年の光栄舎が運営している宅配クリーニングサービスです。こだわりのクリーニングを行ってくれて、スキーウェアはブラシで前処理後に1着ずつ単独で洗ってくれるため、汚れがしっかりと落ちます。

また、しみ抜きを得意としているので、シミもきれいに取れるでしょう。撥水処理も無料で行ってくれるため、クリーニング後は新品のようになります。

自分では落とせないシミがついてしまった方におすすめです。

アウトドア製品専門クリーニング業者「洗匠屋」

洗匠屋

洗匠屋は島根県に昭和35年に開業したクリーニング業者であり、アウトドア製品専門の宅配クリーニング業者です。スキーウェアクリーニングは、匠洗いを行うだけではなく、撥水性 + 帯電防止性 + 抗菌加工 + UV加工を無料で行ってくれます。

クリーニング料金は高いですが、他の業者ではオプションになるサービスが無料でついてくるので、価格を抑えられる可能性もあるでしょう。

今回調べた中では唯一のアウトドア専門のクリーニング業者であり、スキーウェア以外にも寝袋、登山靴などアウトドア製品のクリーニングを行い方におすすめです。

スキーウェアをクリーニングに出す際に注意すべき5つのポイント

次に、クリーニングに出す際に注意するべきポイントを紹介します。

それぞれ詳しく解説します。

1.料金を確認する

業者によって、料金が異なるので料金を確認してから利用するようにしましょう。クリーニング料金体系には、以下の2つがあります。

今回調べた店舗持ち込み業者とスキーウェア専門コースがある業者は、単品料金でした。今回調べた宅配クリーニング業者で価格が安いものは、パック料金を採用しています。

また、業者によっては子ども料金が大人料金よりも安く設定されている場合もあるので、依頼前に確認しておくとよいでしょう。

少しでも価格が安いクリーニングを利用して、複数枚依頼する方はパック料金がおすすめです。

2.撥水・防水加工が依頼できるか確認する

撥水（撥水）加工機能は、スキーウェアには重要な機能であり、雪の侵入を防ぐ役割があります。

ただし、多くのクリーニング店でオプションとしてつけられる撥水加工や防水加工は、あくまでも日常で使用する用のものです。

今回この記事で紹介する宅配クリーニング業者にはほとんど撥水加工べたクリーニング業者の撥水加工の料金平均は796円であり、スキーウェアの専門コースがある業者は、715円～1,320円の設定と他はすべて撥水加工が無料でついていました。

詳しくは、スキーウェアクリーニング業者4選の比較表で紹介しているので、ご確認ください。

高価なスキーウェアの場合には、専門コースがある業者に依頼する方がおすすめです。

3.汚れやほつれを確認する

クリーニングに出す前に汚れを確認しておくことで、クリーニングの際に重点的に汚れを落としてくれます。また、クリーニング中に損傷する可能性があるので、クリーニングに出す前にほつれを確認しておく必要があります。

汚れやほつれがある場合には、事前にクリーニング業者に報告しておきましょう。ほつれがひどい場合にはクリーニングができないと判断されてしまう場合もあります。

4.ポケットの中身を確認する

スキーウェアにはポケットがたくさんあるので、リフト券やティッシュ、小銭などを入れたままになっている場合が多いです。クリーニングに出す前にすべてのポケットを確認しましょう。

5.乾いた状態でクリーニングに出す

洗匠屋

スキーウェアはしっかりと乾かしてから出しましょう。

乾かしたと思っても意外と湿ったままの箇所があったりします。多くのクリーニング業者は濡れたままの衣類は取り扱っていないので、クリーニングに出す前は、風通しの良い場所に干してから依頼しましょう。

【そもそも必要？】スキーウェアをクリーニングに出すべき2つの理由

スキーウェアをクリーニングに出すべき理由は以下の2つがあります。

それぞれ詳しく紹介します。

1.目に見えない汚れがたくさんついている

スキーウェアには、一見きれいに見えても目に見えないさまざまな汚れがついているので、クリーニングに出すのがおすすめです。スキーウェアにつきやすい汚れは以下の通りです。

きれいな雪の上を滑っているだけと思っても、アウトドアスポーツのため意外と汚れはついているものです。

汚れがついたまま保管していると、カビが生え、雑菌が繁殖して臭いを発する場合もあります。また、スキーウェアの劣化を招いてしまう可能性もあります。お気に入りのスキーウェアこそ長く使い続けるための定期メンテナンスは必要です。

2.自分で洗えない可能性もあるため

スキーウェアは、素材によっては、自分で洗えない可能性もあります。

スキーウェアの洗濯表示を確認して、以下のような「家庭内での洗濯禁止」、「ドライクリーニング不可」というタグがある場合には自宅で洗濯できない点に注意が必要です。

【洗濯表示】

消費者庁

【クリーニング表示】

消費者庁

スキーウェアは撥水や防水加工をされていることが多く、自宅で洗濯すると撥水、防水加工が弱まる可能性があります。撥水・防水加工が弱まると、スキー場で使用する際にウェアが濡れてしまって、使い勝手が悪くなるでしょう。

スキーウェアを長持ちさせたい方は、クリーニングを利用するのがおすすめです。

【クリーニングは面倒という人向け】スキーウェアを自分で洗う方法

ここでは、スキーウェアを自分で洗う方法を紹介します。

大前提、スキーウェアは自分で洗うと撥水性が落ちてしまう可能性があるため、なるべくクリーニングに出すのがおすすめです。

ただし、すぐに使いたいのに「スキーウェアに汚れを見つけてしまった！」など急遽洗わなければならない場合もあるでしょう。

少しでも素材を傷めないための洗い方を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

まずは、自分で洗うために必要な道具を準備しましょう

• 中性洗剤
• バスタオル
• 撥水スプレー

それぞれ詳しく紹介します。

1.ぬるま湯で押し洗い

ウェアの手洗いは浴槽や洗濯桶で押し洗いをしましょう。30℃程度のぬるま湯に洗剤を入れて溶かします。ファスナーを閉めたスキーウェアを浴槽や桶に入れて、優しく押し洗いをします。

汚れが落ちたら、水を入れ替え、ウェアをよくすすぎます。汚れや洗剤がなくなるまで繰り返しましょう。

すすぎが完了したら、広げたバスタオルの上にウェアを置いて、水気を優しく吸い取ります。

2.風通しのいいところで乾燥

乾燥は、乾燥機は使わずに、自然乾燥をしましょう。

直射日光の当たらない風通しのいいところで乾燥させて、完全に乾かします。

完全に乾いたら、ウェアから15cm以上離れたところから撥水スプレーを吹きかけて、撥水加工を行うと、洗ったことによる撥水効果の低下を防ぐことができます。

スキーウェアの撥水加工におすすめの撥水スプレーは「ロックタイト超強力防水スプレー」です。

水以外にも油も強力にはじき、革製品にも対応しているので、スキーウェア以外にも使える点で1本あるとかなり使えるスプレーです。

手洗いによる撥水性の低下が気になる方はぜひチェックしてみてください。

スキーウェアの最適な保管方法

スキーウェアの保管方法を紹介します。保管方法をきちんとしていないと、カビが生えたり、劣化したりする可能性があるので、注意しましょう。

それぞれ詳しく紹介します。

1.ビニールから取り出す

スキーウェアを保管する場合には、ビニール袋から取り出して行いましょう。ビニール袋に入れたままで保管すると湿気がたまりやすく、カビが生えやすくなります。

カバーをかけたい場合は、不織布のカバーを使用すれば通気性が良く、ホコリがつくのも避けられるでしょう。

2.ハンガーにかける

スキーウェアは、通気性の良いところでハンガーにかけて保管しましょう。

畳んだ状態で長時間保管すると、シワができやすく、湿気も溜まりカビの原因にもなります。

型崩れや中の羽毛が折れてしまう可能性もあるので、注意しましょう。

3.湿気や温度を管理する

湿度が高いとカビが発生しやすく、温度が高いとスキーウェアの素材が劣化しやすくなります。定期的に収納場所の扉を開けて換気をしたり、除湿剤を置いたりしましょう。

湿気や温度を管理するのを大変に感じたり、スキーウェアを収納するスペースがなかったりする方は保管サービスがついている宅配クリーニングがおすすめです。今回紹介した中で、保管サービスがあるものは以下の通りです。

スキーウェアクリーニングについてよくある質問

最後に、スキーウェアのクリーニングについてよくある質問を紹介します。

コインランドリーでスキーウェアは洗える？

自分が持っているスノボウェアを洗濯可能かどうかは洗濯表示タグを見ると分かります。表示に洗濯桶のマークがついていればコインランドリーの洗濯機で洗えます。

【洗濯表示】

出典：家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正について-衣類等の洗濯表示が変わります-(平成28年11月4日)｜消費者庁

ただし、ウェアの撥水性能が失われたり、洗濯機が壊れたりする可能性があり、乾燥機を使うと生地が傷んでしまう点には注意しましょう。

まとめ

スキーウェアは、さまざまな汚れがついているので、ワンシーズンが終わったらクリーニングに出すことをおすすめします。自分で洗うと、撥水性や防水性が弱まる可能性があるからです。

スキーウェアを洗おうと思ったら、店舗、宅配クリーニング、専門コースがある宅配クリーニングを利用するのがおすすめです。少しでも安く利用したい方は、セット料金のある宅配クリーニングを利用することでウェア1着のクリーニング代金を抑えられます。

また、スキーウェアの汚れをしっかりと落としたい方は、価格が高くなっても専門コースがある宅配クリーニングを選びましょう。

スキーウェアをクローゼットで保管しようと思うと結構場所をとるため、収納場所に困っている方は、保管サービスのある宅配クリーニングがおすすめです。

シーズンが終わったら、クリーニングに出して汚れをしっかりと落として保管することで、次のシーズンも快適に利用できるでしょう。