年末の大掃除「やる人は61%!」夫婦別よくあるイラっとエピソードも大公開
カジナビでは、世の中の気になる疑問に関するアンケート調査を行い、世の中の人の考えを発信しています。
今回のテーマは、年末の大掃除。
「毎年、家族総出でがっつりやる!」
「年末はバタバタしていて簡易的に済ませちゃう」
「めんどくさくて、結局何もしない」
各ご家庭、大掃除のやり方や期間はそれぞれ違うと思います。
ただ、どんな場合であっても、家族間の大掃除に対する意気込みや意識の違いからついつい衝突してしまったり、効率的に進まずイライラしてしまうことはありませんか?
そこで今回は、「大掃除中に起こるあるあるエピソード」を総勢900人の方にアンケート調査!
奥さん・旦那さんなど人に対するモヤっとエピソードから、準備不足やアクシデントからくるイラっとエピソードまで、つい「うちも同じ!」「あるある!」と言ってしまうエピソード盛りだくさんで紹介していきます。
目次
今回の大掃除900人アンケート属性
今回カジナビの調査に協力いただいたのは、全国の男女総勢900人。属性は下記の通りです。
30代~40代の女性を中心に幅広い年代の方にご協力いただきました。
【2023年】年末の大掃除に関する意識調査
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:全国の男女900人(年代居住地問わず)
・調査期間:2023年10月23日~24日
・質問内容
1.同居人数
2.日頃の掃除状況
3.今年の大掃除やりますか?
4.大掃除を始める時期
5.何日かけてやる?
6.最低限やりたい箇所は?
7.上記で「その他」を選択した人
8.掃除中にいつの間にか(手を止めて・集中しすぎて)やってしまうこと
9.掃除中にイラっとしたエピソード
10.年末の大掃除を業者に頼んだことはある?
同居人数も2~4人が全体の7割を占めており、子育て世代の方からの回答が多く集まりました。
では早速、アンケート調査の結果を見ていきましょう。
【900人に聞く】2023年末の大掃除「やる人は61%」
大掃除エピソードの前に、まずはそもそも大掃除を実施する家庭はどのくらいの割合を占めるのか、実際に聞いた調査結果を紹介します。
「大掃除をやる予定」と回答した人は、全体の61.1%という結果になりました。
「意外と多い」と感じた方も「意外と少ない」と感じた方もいるかと思いますが、大掃除の実施率は年々減りつつあるのが現状です。
実際にカジナビでは、2020年に514人を対象に大掃除の実施調査を行っていますが、当時の実施率は78%でした。母数の違いはあれど、3年の間に15%以上も実施率が下がる結果となっています。
2020年の調査結果は下記の記事で紹介しています。
年末の大掃除ってめんどくさい!やりたくない箇所と失敗談をアンケート調査
大掃除の実施率が減った理由として、新型コロナウィルスの影響で在宅時間が増えたことが影響していると考えられます。
自宅にいる頻度が増えたことで日頃の掃除頻度も増え、「普段から掃除している」という理由で大掃除を省略する人が増えたのかもしれません。
また、大掃除をするか「わからない」が28%を占めていることから2023年11月時点で、年末の予定がまだ未定の方も多いようです。
2023年以降、コロナの規制が緩和され始めたため、我慢していた帰省や国内外旅行を年末に計画し、「今年は家を空けるから大掃除の時間が取れないかも…」と、実施を見送るケースもありそうですね。
年末の大掃除によくあるイラっとランキングTOP3
ここでは、900人に聞いた年末の大掃除中によくあるイラっとエピソードの中から、最も傾向として多かった内容をランキングで紹介します。
圧倒的に多かったエピソードは“家族の協力不足”でした。
「テレビばっかり見て全然手伝ってくれない。」
「適当すぎて、全くきれいになってない。」
など、大掃除に対する意識の違いに関する不満エピソードが目立ちました。
そして2位には、「洗剤が途中でなくなる」「買い忘れ」といった“掃除用具の不足”、3位には「物が壊れた」「ゴ〇ブリが出た!」などの物の破損等の“予期せぬトラブル”が続きました。
できるだけ効率的にスムーズに進めたい大掃除ですが、どれも大掃除の妨げになるような内容ばかりですね。
今回、年末の大掃除に何日かけるかについても調査を行いましたが、「1日で終わらせる」と回答した人が全体の28%と最も多い、結果となりました。
※大掃除をやったことがない28名(3.1%)は除外
イラっと内容の傾向から見ても、余裕をもってじっくり時間をかけてやるより、時間がない中でテキパキと効率よく進めたい人が多いことがわかります。
年末大掃除中のイラっとポイント1位「家族の協力不足」
ここからは、900人から実際に寄せられた「年末の大掃除中にあったイラっとエピソード」の生の声を紹介していきます。
まず、最も多かった「家族の協力不足」については、特に夫婦間のイラっとエピソードが多かったので、妻・夫別に、それぞれ多かった内容を紹介します。
妻が感じるイラっとポイント
・旦那の掃除が雑過ぎる・何もしない
・掃除の途中でスマホをいじるなど進捗が悪い
・掃除の仕方をいちいち聞いてくる
夫が感じるイラっとポイント
・せっかく掃除したのにダメ出しをしてくる
・少し休憩しただけでサボるなと言われる
・計画的にやりたいのに予定にないことを要求してくる
結論、妻は「大掃除に対する質や対応の悪さ」に不満があり、夫は「大掃除を自分のペースで行えない堅苦しさ」に不満を持つことが多いようです。
それぞれの意見について、実際に寄せられた内容をいくつか抜粋して見ていきましょう。
妻の大掃除イラっと口コミ一覧
まずは、妻目線で多かったイラっとエピソード一覧を紹介します。
(40代前半/4人暮らし/2023年大掃除:やる)
(20代前半/4人暮らし/2023年大掃除:やる)
(30代後半/3人暮らし/2023年大掃除:やる)
(30代前半/3人暮らし/2023年大掃除:やる)
(50代前半/4人暮らし/2023年大掃除:やる)
(20代後半/4人暮らし/2023年大掃除:やる)
(30代後半/4人暮らし/2023年大掃除:やる)
女性からのイラっとエピソードは、年代関係なく、旦那さんに対する不満が多く見受けられました。
中にはお子さんに対するイラっとエピソードもありましたが、内容は「全く動かない」「掃除したところから汚す」など、旦那さんに対する不満と同じ内容のものが多かったことも印象的です(笑)
夫の大掃除イラっと口コミ一覧
続いて、夫目線でのイラっとエピソードを紹介していきます。
(40代後半/4人暮らし/2023年大掃除:やる)
(50代後半/2人暮らし/2023年大掃除:わからない)
(50代前半/5人暮らし/2023年大掃除:やる)
(20代後半/3人暮らし/2023年大掃除:やる)
(60代以上/3人暮らし/2023年大掃除:やる)
(30代後半/2人暮らし/2023年大掃除:やる)
せっかく家中きれいにしても、イライラしてしまっては気持ちよく新年を迎えられないですよね。
大掃除の範囲やどこまでやるかは、各家庭・個人によって異なりますが、大掃除は事前にやる場所・時間・役割分担を決めて効率的にすすめるのがおすすめです。
カジナビでは大掃除前に決めておきたいチェックリストと場所別のおそうじのコツも紹介していますので、気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください。
年末の大掃除チェックリスト|効率的に完了できるスケジュールとコツを紹介
年末大掃除中のイラっとポイント2位「掃除用具・掃除の不足」
続いて、2番目に多かった「掃除道具の不足」から十分に掃除ができなかったことに関するイラっとエピソードを集めました。
掃除用具の不足・掃除漏れに関するイラっとポイント
・掃除途中で洗剤がきれてしまった
・いざ始める時に掃除用具の買い忘れが発覚
・終わったと思ったのに汚れ発見
実際のエピソードを見ていきましょう。
(30代前半/3人暮らし/2023年大掃除:わからない)
(30代後半/2人暮らし/2023年大掃除:わからない)
(30代前半/3人暮らし/2023年大掃除:わからない)
(40代前半/1人暮らし/2023年大掃除:やる)
いざ掃除を始めようとした時に肝心の道具がないとやる気もそがれてしまいますよね。
こういった買い忘れ・やり忘れエピソードを事前に見ておくのも次の大掃除で失敗しないための教訓になります。
大掃除前には、あらかじめ買うものリストを用意して事前に準備しておきましょう。
年末大掃除中のイラっとポイント3位「予期せぬトラブル」
最後に、予期せぬアクシデントに見舞われたイラっとエピソードを紹介します。
予期せぬトラブルに関するイラっとポイント
・虫の侵入
・子どもの散らかし
・ケガや物の破損
実際のエピソードをはこちらです。
(30代前半/1人暮らし/2023年大掃除:やる)
(30代後半/4人暮らし/2023年大掃除:やる)
(30代前半/4人暮らし/2023年大掃除:やる)
(30代前半/4人暮らし/2023年大掃除:やる)
(40代前半/1人暮らし/2023年大掃除:やる)
(50代前半/1人暮らし/2023年大掃除:やる)
寒い冬には、ゴキブリはあまり見ないイメージなので油断しがちですが、意外と「ゴキブリが出た」というエピソードも多く見られました。
冬であっても冷蔵庫の下や洗濯機回りなど、温かく湿った狭い場所に潜んでいることが多いため、大掃除で普段手の届かないところを掃除する際は、注意しましょう。
年末の大掃除12月前に終わらせる人が17%!
年末の忙しい中でバタバタと大掃除をする人が多い中、意外と大掃除を12月前にやる人も多いようです。
実際のアンケートで、大掃除の実施時期について調査したところ、12月下旬に大掃除を行う人が圧倒的に多い結果となりましたが、中には10月上旬から始める人もいました。
全体の17%が10月~11月の間に大掃除を実施しており、5~6人に1人が12月前には既に大掃除を終わらせていることになります。
もともと、日本の大掃除の習慣は、日本古来の神事である煤払い(すすはらい)からきており、新しい年を迎える年神(としがみ)さまをお迎えするために、家の中の煤や汚れを払うことから由来しています。
江戸時代から煤払いの日は、12月13日とされていますが、現代では、12月下旬に大掃除を行うご家庭が多い印象です。年末の場合、12月29日・大晦日は、大掃除を避けた方が良いとされていることから日程も限られてくるため、時期に余裕をもって早めに掃除しておくと気持ちにも余裕が持てますね。
大掃除やってはいけないといわれる日
- 12月29日…9から「苦」が連想されるため
- 12月31日…ギリギリで年神さまへの誠意がないため
まとめ
900人に聞いた年末の大掃除イラっとエピソードの結果をおさらいしましょう。
900人の大掃除アンケートの調査まとめ
- 2023年の大掃除実施率は61%
- 大掃除中のイラっとエピソード1位は「家族の協力不足」
- 妻のイラっとポイントは、「掃除への姿勢」
- 夫のイラっとポイントは、「大掃除に対する要望」
- 大掃除を12月前に終わらせている人は全体の17%
今回は、大掃除にまつわるイラっとエピソードを中心に紹介しましたが、家族間の大掃除に対する意識の違いからくるイラっとエピソードが断トツで多い結果となりました。
「掃除もせずにテレビを見てる」「掃除が適当過ぎる!」「いちいち口出ししてくる!」など、あるあるなエピソードがたくさん寄せられました。
せっかく1年の汚れを払う行事なので、モヤモヤした気持ちで進めたくはないですよね。
家族でやる方は協力し合いながら、一人暮らしの方は計画的に気持ちに余裕をもって行い、スッキリした気持ちで新年を迎えましょう。
年末の大掃除チェックリスト|効率的に完了できるスケジュールとコツを紹介
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