【999人に聞く】年末年始の過ごし方「旅行」はわずか4%！節約のお正月リアルな予算事情

気付けばあっという間に年末。年末年始の予定は決まっていますか？

毎年お正月休みは、12月29日～1月3日までの6連休の方が多い印象ですが、貴重なお休みを自宅でゆっくり過ごす方、旅行に行く方、遠方の家族親戚に会いに行く方など過ごし方はそれぞれかと思います。

そこで今回、カジナビ編集部では999人の方に、年末年始の過ごし方に関するアンケートを実施しました。

また、年末年始の過ごし方だけでなく、年末年始に使う予算や、今年やり残したことについても調査結果を基にまとめていますので、年末年始の予定が決まっている方もまだ決まっていない方も、999人の意見をぜひ参考にしてみてください。

今回の年末年始アンケート属性

まずは、今回のアンケート調査にご協力いただいた999人の属性データを紹介していきます。

30代の女性を中心に、10代後半〜60代以上の方まで、幅広い年層の方にご協力いただきました。

婚姻歴や世帯年収は以下の通りです。

既婚者の方が58%と少し多めです。子どもがいる人といない人の割合は大体同じ割合になっています。

世帯年収600万円までの人を中心に幅広い世帯年収の人の調査ができました。

年末年始の過ごし方66%が「自宅でゆっくり」、「旅行」はわずか4%

では早速、年末年始の過ごし方について999人に聞いたアンケート調査の結果を紹介します。

年末年始は「自宅で過ごす」という人が66%と最も多い結果となりました。そして「帰省先で過ごす（22%）」、「仕事（6%）」と続きました。また、「旅行に行く」という人は国内、海外を合わせてもわずか4%といった結果に。

新型コロナウイルスの影響で2020年以降、旅行や帰省を自粛していた方が多かったと思いますが、2023年以降はだいぶ緩和されたはず。しかし、円安や物価高に揺れていることも影響し、いつも通りに自宅でゆっくり過ごす方が多いようです。

また「その他」の過ごし方として見られたのは、「友人の家に行く」「ディズニーランドなどの遊園地」「まだ決まっていない」といった意見がみられました。

では、自宅・帰省・旅行など過ごし方別に、具体的に何をするのか、どこへ行くのか実際に寄せられた意見を見ていきましょう。

自宅で過ごす

まずは年末年始を自宅で過ごす人の声を紹介します。

テレビや映画、ゲームを楽しむ人が圧倒的に多い印象でした。Amazonプライムビデオや、ネットフリックスを利用する人も目立ちました。

また、お正月だからといって特別なことをするのではなく、いつも通り過ごす人もいました。

帰省する

帰省する人は、帰省先でどのように過ごすのでしょうか？アンケートの結果を見ていきましょう。

実家に帰省しても、久々に顔を合わせる家族や親戚と楽しく過ごしたり、のんびりくつろいだりして過ごす人が多いようですね。

旅行に行く

続いて少数派だった、旅行に行く人のコメントを紹介します。年末年始の旅行はかなり費用がかかりますが、めったにない長期休みを利用してゆっくり温泉に行くという意見が多く見られました。

海外は全体の1%とかなり少なかったのですが、国内旅行ではゆっくり温泉に浸かるという人が圧倒的に多いことがわかりました。

仕事をする

年末年始も仕事で休めない人も全体の6%いました。中には本業は休みだけど、副業があるという人もいました。

医療関係やサービス業などは、お正月休みという概念がない場合が多く、休まずシフト制で勤務する方が多いです。

お正月も仕事を頑張った方は、時期をずらしてゆっくりまとまった休みを取ってほしいですね。

正月に使う予算は3万円以下！リアルなお金事情

続いて、年末年始の予算を調査したところ、次のような結果になりました。

年末年始の平均予算金額は28,484円、一番多かった金額は20,000円でした。

やはり自宅で過ごす人が多いことからも分かるように、年末年始はあまりお金を使わない人が多いようです。

そして、999人の回答で最も高かった金額は100万円（イタリア旅行）、最も安かった金額は0円（実家暮らし）でした。

過ごし方によっても予算にはかなり幅があったため、自宅で過ごす人と、旅行に行く人とで過ごし方別に平均予算を出してみました。

自宅で過ごす人の平均予算は22,234円と全体の平均予算（28,484円）とあまり変わりませんが、一方で、旅行に行く人の予算は10万円を超えていました。旅行業界の繁忙期となる年末年始はたとえ日本の近場であっても旅費が高くついてしまいますね。

【番外編】今年やり残したことは？2位は「掃除」圧倒的1位は…

最後に、999人に聞いた今年やり残したことについても聞いてみました。

2023年、やり残したことがあると回答した人は49%で、やり残しがない人とほぼ半々という結果でした。

今年1年に悔いが残った方はどんなことをやり残したのでしょうか？

「今年やり残したことがある」と答えた人の中から、やり残しの多かったことをランキング形式で発表します。（複数回答）

アンケートの結果、今年やり残したことの第1位は「ダイエット」、　2位は「掃除」3位は「スキルアップ」でした。

みなさんも、何かやり残したことはありますか？実際に寄せられたコメントを見ながらぜひ振り返ってみてください。

第1位「ダイエット」

まずは、ダントツの1位だった「ダイエット」に関するやり残しコメントを見てみましょう。

ダイエット目標を-5kg～-10kgに設定している人が多くいましたが、なかなかうまくいかなかったようです。

【夏までに痩せる】主婦・ママ向けおすすめオンラインフィットネス3選【実際に体験した正直レビュー】

第2位「掃除」

続いて、2番目に多かった「掃除」をやり残した人のコメントを見ていきましょう。

大掃除は、12月29日と大晦日はやってはいけないとされていますが、12月中旬から下旬にかけて実施する方が多いので大詰めですね。

【驚愕】大掃除を予定通りに出来る人は2.7%！ついついやってしまうこと第1位は「漫画・本を読む」

年末の大掃除チェックリスト｜効率的に完了できるスケジュールとコツを紹介

第3位「スキルアップ」

20代〜30代の若い世代を中心に「スキルアップ」に関するコメントも目立ちました。

第4位「旅行」

そして4位の旅行にもっと行きたかったというコメントも多く見られました。普段忙しくて旅行に行けなかった人が多い印象です。

第5位「趣味」

趣味に関するやり残しも多く見られました。

6位以降も様々なやり残しが…

6位以降のランキングは次の通りです。貯蓄や健康面の気遣いなど、「やらなきゃ」と思いつつなかなか思い通りにいかないものばかりが出揃いました。

具体的には

・積み立てNISAを始めたかった
・健康診断を受けたかった
・ふるさと納税ができなかった
・相手を見つけて結婚したかった
・顔のシミ取りに行きたかった

など、様々なやり残しコメントが見られました。

6位以降に寄せられたコメントの傾向を見ると、「進めているけど、まだやり残しがある」というより、「そもそもできなかった」という内容が多い印象でした。

やろうやろうと思っていても結局、行動にできないことはよくありますよね。「行動非行動の法則」という言葉があるように、やらなかった後悔はやった後悔よりも大きい傾向があるので、ぜひ来年、心機一転行動に移してみましょう。

その他の珍しいやり残しコメントも一挙紹介！

最後に珍しいやり残しコメントもいくつか寄せられたので、特に印象的だった内容を紹介します。

まとめ

今回のアンケートで分かったことは次のとおりです。

旅行や帰省の自粛がかなり緩和された2023年ですが、円安や物価高騰の影響で、旅行者は意外と少なく、年末年始は自宅でゆっくりする人が過半数を超える結果となりました。

またお正月に使う予算も平均28,484円と全体的に少ない傾向がにあります。自宅で過ごす人が多いことが関係しているようですね。

また、1年やり残したことがある方も約半数という結果に。やり残したことがある人もない人も、気分新たに良いお正月をお過ごしください。

おせち料理は用意する？しない？｜手作り派と購入派の本音を聞いてみた！

年末の大掃除「やる人は61%！」夫婦別よくあるイラっとエピソードも大公開