
コロナで夫婦の家事分担はどうなった?在宅増えても家事はやらない傾向に…
カジナビ編集部では世の中の気になる疑問に関するアンケート調査を実施!世の中の人の考えを発信していきます!
今回のテーマは「コロナ禍での夫婦間での家事分担」!
全国の主婦(夫)を対象に、新型コロナウイルスの影響でパートナーの在宅時間と家事協力度に変化があったかを調査しました。
在宅時間と家事協力との関係性、パートナーの家事協力に関するエピソードをまとめました!
今回のアンケートはこんな内容
今回の対象者は全年齢の主婦(夫)519人です。
【今回の調査概要】
調査内容:「コロナ禍中の家事負担」に関する意識調査アンケート調査
調査方法:インターネット調査
対象者:全国の主婦(夫)519名(年齢問わず)
調査期間:2020年11月16日~2020年11月17日
パートナーの在宅時間の増減や、家事の役割分担について聞いてみました。
アンケートの質問項目
- 年代
- コロナでパートナーの在宅は増えた?
- パートナーの家事の負担は増えた?
- 夫婦での家事負担の割合
- パートナーがやっている家事
- パートナーの家事についてのエピソード
回答者の年代の内訳はこちらです。

在宅が増えても家事は「やってくれない」!

新型コロナウイルスの影響でパートナーが家にいる時間に変化があったか、家事協力の度合いが増えたか減ったか聞いてみました。
在宅は増えつつも、家事協力は「変化なし」

パートナーの在宅時間について、「減った」人はほんのわずかで、「増えた」と「変化なし」の二極化となっている結果でした。
半数は在宅時間が増えたと回答していますが、家事に協力する度合いは7割以上が「変化なし」。「増えた」と回答したのはたったの2割程度でした。
在宅時間の変化は家事協力に影響した?
在宅時間が「増えた」「減った」「変化なし」それぞれのグループごとに、家事協力度の内訳をまとめました。

体の半分を占めた「在宅時間が増えた」グループ内で、家事協力度が「増えた」のは4割弱。6割以上が「減った」「変化なし」という結果でした。
家にいる時間が増えても、半数以上は家事に協力するわけではないようです。
主婦の家事負担度合いは70~90%!
コロナウイルスの脅威が未だ消えない現在、主婦(夫)の家事負担の割合はどのくらいなのでしょうか。
家の全ての家事を100%として、自分の家事負担がどのくらいの割合を占めているのか10%単位で回答してもらいました。
- 自分の負担0%:「負担0%」
- 自分の負担10〜30%:「負担軽」
- 自分の負担40〜60%:「負担中」
- 自分の負担70〜90%:「負担重」
- 自分の負担100%:「負担100%」
に5つにグループ分けした内訳がこちらです。

大多数の主婦(夫)が家事の70%以上を負担しているという結果でした。
パートナーが担当している家事ランキング

主婦(夫)のパートナーは、どんな家事を担当しているのでしょうか。パートナーが家事をしてると回答した470人に、パートナーが行っている家事を回答してもらいました!
上位TOP5はこちら!!!

1位は「ゴミ出し」。半分以上の276人が該当するぶっちぎりの人気家事でした。2位は「食器洗い」、3位は「掃除」と続きました。
まさかゴミ捨て場まで運ぶだけじゃないよね!?
パートナーの家事協力エピソード
パートナーが家事に協力してくれたときの印象に残ったエピソードを、「イラッとした」「嬉しかった」それぞれに分けてまとめました。
主婦(夫)のリアルな声をお聞きください。
ありがたいけど…正直イラッとしたエピソード
パフォーマンスの低さにイラッ

家事をしてくれるのはありがたいけど、あまりの出来の悪さにイライラしたというエピソードがかなりありました。
仕事のときはこんなんじゃないはずですが…家事でも最大限のパフォーマンスを発揮してほしいものです。
なぜ気付かない?配慮のなさにイラッ

やっている本人に悪気はないのでしょうが、「普通気付くでしょ…」「こっちのことも考えてよ!」と言いたくなる場面も。
中途半端過ぎる!ツメの甘さにイラッ

途中までしかやらない、部分的にしかやってないという半端な協力ぶりにイラついている主婦(夫)の方もかなりいるようです。
節約が台無し!買い物の下手さにイラッ

家計を管理している主婦(夫)と金銭感覚が違うパートナーは、値段の相場が分からなかったり、いらないものを買ってくることがあるようです。
ドヤ顔・上から目線にイラッ

大して家事もしてないくせに、気まぐれでやったことをやたらとアピールしたり、「ちゃんとやってるの?」と偉そうに言われたりすると、さすがにカチンときます。
思わず感激!嬉しいエピソード
続いては、パートナーが家事をしてくれて嬉しかった、つい笑っちゃったというエピソードをご紹介します。
思いがけないアシストが嬉しい

誰しも上手くいかなかったり、失敗したりすることはあります。そんなとき、パートナーがサラッとサポートしてくれたら、とても助かりますね。
まさにプロ級!ハイクオリティが嬉しい

パートナーの中には、驚くべきスキルを発揮して感激させてくれる人もいるようです。
苦手をフォローしてくれる頼もしさが嬉しい

家の中の仕事はバラエティに富んでいて、どうしても苦手なものも出てきてしまうもの。そこをパートナーが颯爽とこなしてくれたら、頼り甲斐を感じますね!
気遣い・思いやりが身に染みて嬉しい

ちょっとしたことに、パートナーの優しさが伝わってくることがあります。自分のことを気遣ってくれているのは、とても嬉しいですね。
慣れない家事を一生懸命やろうとする姿勢が嬉しい

内容が完璧じゃなくても、挑戦する前向きさが嬉しい!一生懸命さが可愛い、うまく行かなかったけど何となく笑える、そんなほっこりするエピソードです。
まとめ
全国の519人の主婦(夫)に「コロナ禍の夫婦間の家事分担」についてのアンケートを実施した結果こんな事がわかりました!
今回のアンケートでわかったこと
- コロナ禍で在宅は「増えた」が家事分担は「変化なし」
- 家事の70%以上を負担している主婦(夫)は全体の85%
- パートナーが担当している家事圧倒的1位は「ゴミ出し」
- できるできない関係なく協力しようとする姿勢が大事
コロナウイルスの影響で在宅時間が増えた人が半数いたものの、家事に協力する度合いが増えたパートナーは少数でした。
パートナーが家事をやってくれた時にイラッとしたエピソードでは様々なイライラ要素がありつつも、共通しているのは「家事に対するやる気のなさ・理解のなさ」であることが伺えました。
一方で、自分にはできないことを華麗にこなすパートナーの姿に感激したり、自分への思いやりに対して感謝する主婦(夫)の一面も見えました。
コロナウイルスにより社会でも家庭でも様々な変化が起きましたが、どんなときでも「前向きな気持ち」と「他者への思いやり」が、良好な人間関係を築くのかもしれませんね。